リビングのおしゃれな雰囲気作りをスタイル別にご紹介!

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
荏田・ROOM・M(EDA・ROOM・M), 吉田裕一建築設計事務所 吉田裕一建築設計事務所 Salones minimalistas
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リビングは日常的に家族の集まる住まいの中心であるとともに、友達などゲストが来た時にくつろいでもらう場ともなります。そのため、その空間だけでもおしゃれな雰囲気作りをしたい方も多いと思います。そこで今回は、リビングのおしゃれな雰囲気作りのための方法をスタイル別に紹介していきたいと思います。しっかりとそれぞれのポイントを抑えて、すっきりとした統一感のあるおしゃれな部屋を作っていきましょう!

リビングに温かみをもたらしてくれる北欧風

リビングスタイルの中でも、長年日本で人気の高い北欧風インテリア。その特徴は、寒く長い冬の北欧の気候風土から、木材を多く用いて温かみの感じられるインテリアです。かつてのスキー場だった山の中腹に建てられたこちらの住まいでは、壁や天井、そして家具にまで木材が使われていて、それが南側に設けられた開放的な窓から見える自然林の風景と相まって、より一層インテリアの北欧風の雰囲気を盛り上げています。

最低限の物だけでミニマルなインテリア

ミニマルなインテリアは、物が少なく生活感をあまり感じさせないので、突然のゲストの訪問があっても、とてもおしゃれなリビングで迎えることができます。その雰囲気作りには、とにかく物を必要最小限に抑えるとともに、家具の大きさも小さく低いものを選ぶとより効果的です。また、その中でもこちらの住まいのように、観葉植物を置いたり、自転車を見せながら納めることで、冷たすぎる印象とならず、シンプルさと温かみがうまく調和した空間となります。

心を落ち着かせてくれるカントリースタイル

「カントリー」とは、英語で「田舎」を意味することから、インテリアでいうカントリースタイルとは、昔ながらの田舎の住まいに見られるような、自然素材を使った職人の手仕事による素朴なインテリアとなります。こちらの住まいでは、黒を基調としたデザインで落ち着きのある雰囲気を生み出しながら、柔らかい曲線を描く家具で温かみのあるインテリアとなっています。また、窓から見える風景がその室内をよりノスタルジックで心温まる場所としてくれています。

クールなインダストリアルインテリア

「工業的な」などを意味するインダストリアルのインテリアは、鉄などの金属を中心とした素材に加えて、設備の配線や管がそのまま剥き出しとなるデザインにすることがポイントとなります。そうした剥き出しの線や管は、まさに工場のように、メンテナンスや交換する際に楽になりますし、そうしたものを隠すための仕上げ材も余計に設ける必要がないので、コスト面でも魅力的なスタイルとなります。

爽やかな地中海スタイル

地中海風インテリアのポイントは、地中海特有の白い塗り壁や、カントリースタイルにもあるような素朴な木材の家具などの素材感です。その壁もきれいで平滑な面でもいいですが、あえて凹凸が少しあるような面にして、壁に自然と生まれる陰影を楽しんでみてもいいかもしれません。そうしたナチュラルな空間に加えて、テラスなどを設けながら、光や風を感じられるリビングにするとより効果的な雰囲気作りができるでしょう。

畳でくつろげる和風リビング

和風インテリアでは、畳や座卓で床に座りながら目線の低いくつろぎ方ができるようにしていくことと同時に、木や紙などを素材として用いて、温かみのある伝統的な雰囲気を作っていくことがポイントとなります。その他の部屋をフローリングなどで仕上げたい場合は、こちらの住まいのように、キッチンとの間に段差を設けることで、それぞれの場所での視線の高さが揃い、より居心地のいい住まいとすることもできます。そうした点なども建築家とよく話し合いながら、素敵なリビングを作っていきましょう!

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