小さくても魅力が詰まった心地良い家!

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ドイツの住宅で116平米というと小さい方ですが、建築スタジオDanke Architektenが手掛けたこちらの住宅は人を引き付ける魅力がいっぱい!シンプルな形状かつモダンで個性的な外観、木材をメインに使用した自然に抱かれるような心地良い室内と素朴なウッドデッキ、大開口部がありながらエネルギー効率が良く冬も温かいというエコなデザイン。詳しく見ていきましょう!

セメントx木材x緑

正面外観は閉じられた控えめなデザインです。格子模様のファサードは、躯体を風雨や気温の変化から保護しセメントファイバーボードによるもの。シンプルでも目を引く個性的な装飾になっていますね。

ガレージドアはセメントのグレーとは対照的な明るく赤みがかった木材を使用して、木材の温かみと自然素材の美しさを強調しています。

敷地を覆うような緑豊かな植栽がグレーのファサードに生命感と色を与え、また、ガレージドアとの調和も生み出しています。

大きな開口部

庭側外観です。正面とは大きく異なり、4.6×3mという大きな開口部が取られたとてもモダンで開放的なデザインです。筒状になっている室内はこの窓により正午から日没まで太陽光が差し込むため、とても明るく開放的な空間。外側から見たときはアイコニックで印象に残る見た目、でも内側からの眺めも最高ですよ。

大自然に抱かれて

こちらがその室内です。長方形の筒がスパンと切り落とされたかのような形状で、目の前には豊かな自然が迫っています。インテリアはオフホワイトやベージュ、ライトグレーなどの中間色で統一して、より自然の鮮やかさを強調しています。まるで大自然に抱かれているかのような感覚になりますね。

ラスティックなウッドデッキ

南側には先ほどの長方形のボリュームと並行してウッドデッキが設置されています。ガラスの引き戸を通して内部と接続されたこの場所は、住民にリラックスできる時間を提供し、新鮮な空気と太陽を楽しむことができます。

真っ赤な三角形の日除けシェードは、実用性だけでなく、外壁のグレーやラスティックなウッドデッキ、緑の風景の中でビビッドなアクセントとして機能しています。ピクニック気分が盛り上がりますね!

木材に覆われた室内

室内では木材が重要な役割を果たしています。天井と床は木材を全面に使用して自然に包まれるような心地良さと穏やかさを演出。ややオフホワイトがかったニスで仕上げることで、少しもやがかかったような優しい雰囲気になっています。キッチンキャビネットは室内がモノクロになりすぎないよう、より赤みを帯びた木材が使われています。反対に、ダイニングルームは自然な色合いのパレットで統一する代わりに、まっさらな明度の高い白を加えて、フレッシュな印象に。

部屋のセンターには、大きな白い立方体のモダンな暖炉が配置され、空間全体を効率的に温めます。

魅力的な夜景

最後は夜景です。暖かみのある照明がテラスや庭をほんのり照らして、より人々を引き付ける魅力的な雰囲気に。木材をたっぷり使用して、いつも自然と一緒にいられるような心地いい住宅でした。

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