どのようにダイニングを装飾しますか?

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
Dworek Mennonicki 1880 r , PROJEKT MB PROJEKT MB Comedores clásicos
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英語のダイニングとは食事という意味で、ダイニングルームは洋風建築で食事をする部屋です。このように記述するとただ食事をする場という印象になりますが、実際のダイニングスペースの使い方はそれだけに留まっていません。家族で団欒できるスペースであったり、何かダイニングテーブルを使って作業できる場であったり、その用途は様々です。今回は、色々な生活スタイルに合った装飾をしたダイニングスペースをご紹介いたします。

ダイニングの定義(defininf spaces)

D`s HOUSE, dwarf dwarf Comedores escandinavos

昨今ではダイニング、キッチン、リビングを同じ空間に設計する家も増えてきています。分けてしまわないことで、家族との共有スペースを広い空間に仕上げることができます。こちらのダイニングは新潟の建築家 DWARFが手掛けられました。イスが6脚も置けるほど大きいダイニングテーブルの後方には、壁一面に設置されたシステムキッチンがあり、そしてダイニングテーブルを中心にするようにリビングルームも続きます。ダイニングからは、家族がキッチンやリビングにいても様子を伺うことが出来ます。ダイニングは時には食卓の役割だけでなく、生活の中心スペースになり得ます。

ダイニングの大きさ(size)

M's HOUSE, dwarf dwarf Comedores escandinavos

こちらも新潟の建築家 DWARFが手掛けられたダイニングです。ダイニングスペースは必ずしも広い空間を取らないといけない、ということはありません。こちらのダイニングは決して広くはありませんが、キッチンの補助テーブルとしての機能性、リビングや2階に続く階段へのアクセスの良さが高く評価されます。少しのスペースでも使いやすく、家族団欒の空間として利用することが出来るダイニングスペースです。

ダイニングの様式(style)

掘りごたつのようなダイニングテーブルが印象的なこちらのダイニングは、大阪府の建築家 株式会社 ATELIER WAONが手掛けられました。一人一人にイスが設けられテーブルを囲むといった様式のダイニングも多いですが、同じ場所に足を入れるというこたつのようなダイニングも魅力的です。柔らかい照明の下で腰をかけ足を下に入れると、家族との時間を落ち着いて取ることが出来るでしょう。テーブルを中心に、床上に設けられた腰掛けスペースの下は収納スペースにもなり利便性も兼ねられています。

適切なダイニングテーブル(the right dining table)

こちらのダイニングは山梨県の建築家 有限会社中村建築事務所が手掛けられました。家族構成によってはダイニングテーブルは最小限のもので全く問題ありません。こちらはダイニングとリビングを一つの空間に設計し、ダイニングテーブルは時にリビングテーブルとしても使用されます。適切なダイニングテーブルというのは、それぞれの生活スタイルや家族構成によって大きく変化するものです。住人が使いやすく不便を感じないものが”適切なダイニングテーブル”ではないでしょうか。

小物を使う(accessories)

projecte virreina, degoma degoma Comedores modernos

こちらはスペインのインテリアデザイナー DEGOMAが手掛けられたダイニングです。既にあるダイニングの印象を変えたいときは、卓上に小物などを置いたり花を飾ってみるのも一つの手です。しかし、もっと印象を大きく変えたいという場合は、思い切ってダイニングチェアを変えてみるのはいかがでしょうか。ダイニングテーブルはそのままにイスを変えてみると、それだけで今までとは違ったダイニングの雰囲気を作り上げます。更にイスの数が多ければ全て異なった形のものを設けてみると、住人や訪れた人の目を楽しませてくれます。

鏡を使う(mirror)

Dworek Mennonicki 1880 r , PROJEKT MB PROJEKT MB Comedores clásicos

こちらのダイニングはポーランドのインテリアデザイナー PROJEKT MBが手掛けられました。奥に細長く伸びるような空間にダイニングが設けられていますが、決して狭さを感じることはありません。それはサイドから入る十分な採光もありますが、その光を部屋全体に広げる鏡のおかげではないでしょうか。鏡は空間を広く見せる役割も持っています。もしダイニングを広い空間に見せたい場合は、光の反射をうまく利用できる位置に鏡を設けてみてはいかがでしょうか。

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