落ち着く部屋づくりとは?

Aya F. Aya F.
Apto. João, RSRG Arquitetos RSRG Arquitetos Salones minimalistas
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自分の部屋は、長く過ごす場所だからこそ、落ち着くようにカスタマイズしたいもの。でも落ち着く部屋ってどんなものなのでしょうか。人によっても落ち着けると感じる空間や好みのインテリアは異なるはず。ナチュラルなものがほっとする人もいれば、無機質な方が頭をリセットできるということもありますよね。今回はいろいろな好みを踏まえて、リラックスできる空間&インテリアについて考えていきます。

自然のあたたかさを感じよう

落ち着く部屋として筆頭に挙げられるのが、ナチュラルテイストのインテリアの空間。こちらは東京のリノベーション会社・NUリノベーションが手がけたお宅のリビングです。打ちっぱなしコンクリートの構造が感じられる空間ながらも、床や壁に木材を多用しており、お部屋のあちこちに観葉植物が置かれています。クールに見えて、ウッディテイストで温かさが感じられて、さらにモンステラや熱帯を感じさせるような植物が気温も湿度も上げているかのよう。エキゾチックなリゾートっぽさが、よりリラックスを促してくれます。

部屋に気持ちが揚がるものをアレンジすると落ち着く!

ほっとできる空間を作るのにおすすめしたいのが、自分の趣味のものやお気に入りのものを取り入れること。こちらはモダンな階段空間。コンクリートとスチールの構造が力強くクールな印象ではありますが、床は濃い色合いの板張り。窓際には毛足の長い絨毯が敷かれ、アルネ・ヤコブセンのスワンチェアが。個性的なデザインの自転車やかわいらしいスツールなどもこの空間を彩ります。お気に入りで使い心地の良いもののある空間、気持ちも揚がりそうで、安心できそうですね。

お気に入りのものがあるだけで

触り心地がよいもの、使い心地がよいものは、人を深いリラックスへといざないます。こちらのお宅は、コンクリートの建物構造をラフに残したデザイン。リビングには、おしゃれで座り心地の良さそうなソファや椅子が並びます。奥の書斎的なスペースの壁はレンガ張りとなっていて、床の木のフローリングと呼応するデザイン。クールなリビングとの境目にはジャングルを思わせるような蔦性の植物がお部屋を縁取ります。

Photo: Fran Parente

間接照明を取り入れる

リラックスを促す空間づくりのために、ぜひ取り入れてほしいのが間接照明です。蛍光灯の白い光は、どこか冷たい感じがしますが、太陽の光に近い白熱灯は、ほっとさせてくれそう。手軽に間接照明にチャレンジしたいのであれば、例えば部屋の隅に置かれたテレビの裏側に白熱灯のランプを置くことで、ぐっとムーディーなライティングになります。他にも、こちらのリビングのように足元を照らすようにしてみたり、上向きの照明を取り入れてみたりするのもいいですね。

ブルーでクールダウン

落ち着く部屋づくりとして、試してもらいたいのが色彩心理学を利用したインテリア。例えば青は心をクールダウンさせる働きがあるため、リラックスしたいリビングや寝室などに取り入れるのがおすすめです。ただ、青の面積が広すぎると、体温が下がり気味になる可能性もあるため、こちらのように他の色を取り交ぜたインテリアにしてみたり、壁の一面だけを青くしてみたりするのもいいかもしれません。ラグやクッションカバーの色に取り入れると、イメージチェンジも手軽にできますね。

ベージュで深いリラックスを

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リラックスできる色として、次におすすめなのがベージュ。土の色に近いため、安定感があり、人を落ち着かせてくれる効果があるそうです。淡い色合いなので、他の色とのコーディネートもしやすく、ソファなどの家具にこの色を持ってくると、長く使えそうですね。木のぬくもりを感じられるようなインテリアがお好みであれば、ぜひ取り入れてみてください。濃いめの色と合わせる場合には、他の色との配分に気を付けて。

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