カーテンの種類と活かし方、素材次第でアレンジ多様!

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カーテンの基本的な役割とは、お部屋の雰囲気を左右するインテリアになるだけでなく、窓と室内の間に空気層をつくることで、外気温の影響を受けにくくする遮熱や断熱の効果を得る事です。防炎加工をされているカーテンもありますし、種類によっては防音効果を期待出来る物もあります。早速カーテンの種類から見ていきましょう。

コットンカーテン

COIL松村一輝建設計事務所が手掛けたこちらのお宅は、古い長屋がリノベーションされています。扉が設置されたのは、浴室とトイレのみ、壁で仕切る事はせずに柔らかなカーテンを間仕切りとして利用しています。建物の解体時に残しておいた建具や床板などは随所に再利用されたエコな物件です。オーガニックコットンなどのカーテンを使えば、無垢材とのコンビネーションがより一層ナチュラルで住み心地の良い空間の演出を可能にします。

暖簾型カーテン

実は使用するファブリックも他の種類のカーテンよりも遥かに少ないですし、暖簾型カーテンはフックの取り付けさえ準備出来れば、手軽に移動が出来るので併用活用も出来ます。とっても経済的なこのタイプのカーテンは、作りもシンプルな為、DIYされる方も多いはず。キャンパス地が定番ですが紐や麻などで仕上げてもおしゃれになります。季節によってカーテンの模様替えを楽しんでも良いですよね。

ドレープカーテン

MAISON INCO CAFE, 9 9

厚地の生地でヒダを仕立てたカーテンで、布の重さによって自然で緩やかなウェーブを描きます。白のカーテンを数箇所から吊るし、全体を包み込むような空間に仕上げたこちらのカフェは9株式会社が手掛けました。カーテンの開閉によって店内の印象をがらりと変える事を可能にしています。車道からの目隠しや、テーブル同士のゆるやかな間仕切りにと、43.7㎡ (13.2坪 )とは思えない広がりを持たせています。ウォッシャブル な素材を選べば、お手入れも簡単です。

ロールスクリーン

ブラインドなどと同様、企業などでも良く使われるこちらのタイプ。上部で巻き上げてしまうので、開口部がスッキリと見えるのがメリット。どちらかというと収納の目隠しだったり、デザイン性よりは機能性を重視して活用される方が多いと思いますので書斎などにも良いかもしれません。取り外しが頻繁に可能なスタイルではないので耐久性のある素材選びが重要になります。

レースカーテン

East window 1 ihrmk Puertas y ventanas modernas

極小物件の場合は圧迫感の少ないカーテンの素材選びが必須となります。IHRMKが手掛けたこちらの物件は内外が連続する、ひとつながりの「風景に溶け込む家」がコンセプトです。2階部分の窓は光を通すガラスと木の枠窓で構成されています。薄いレース生地であればお部屋の穏やかな雰囲気を創り出します。以前は厚手のドレープカーテンとレースのカーテンを組み合わせたダブルカーテンを採用するお宅が多かった様に思いますが、最近は透けにくいウェーブロンのレースカーテンやUVカット効果の高いカーテン生地も販売されているので、目指すべきインテリアにマッチするカーテンを自由に選択出来ます。

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