​浴室を置き型バスタブで海外風に

A.Imamura A.Imamura
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バスタブのデザインのバリエーションを知って、くつろげる浴室を計画しましょう!例えば、海外で主流の置き型浴槽は、日本式と異なったバスルームインテリアデザインが可能になります。今回は、置き型バスタブでつくる海外風浴室の魅力を紹介していきます。

西洋式浴室とバスタブ

西洋式浴室は、置き式バスタブが主流です。日本式よりも大きな西洋式は、身体全体を湯船に沈めて入り、浴槽内で身体を洗います。浴槽の排水口を排水管につなぎ直接排水する置き型タイプは、猫脚や個性的なデザインが多く、またバスルーム内の自由なレイアウトが可能となるので、椅子や本棚、壁にアートを飾るなど、自分好みのインテリアアレンジを楽しめる点で人気があります。

こちらでは「浴槽選びで変わる浴室の居心地」を紹介しています。

クレジット: Photo by Senichiro Nogami / 野上仙一郎

置き型バスタブの浴室ポイント

こちらはベルリンの浴室デザインナーBADELOFT GMBHが手がけるバスルーム。置き型バスタブにあわせ、このような灰色目地のタイル仕上げを選ぶことで汚れが目立ちにくくなります。また大きな換気扇や窓を配置し、しっかりと換気ができるようにすることで、浴室内の湿気を次の日まで持ち越さず、カビ対策に有効です。

エレガントなバスルームインテリアが実現

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置き型バスタブの浴室は、基本的に浴槽内で身体を洗う西洋式の入浴方法でバスルームの床は濡らさないのが前提です。床や壁が日本式ほど濡れないのでカビの発生の心配が減り、床や壁に自由な素材が使えるなどのメリットがあります。こちらのようなカラフルなタイル床、パステルカラーに合わせたカーテンの設置など、バスルームインテリアの細部にまでこだわりリラックスできる空間を作ることができます。

住居空間床と同素材を

片流れ屋根の梁形状と木材がふんだんに使われたコッテージハウスのような雰囲気のこちらのバスルーム。住居空間とバスルーム床を同素材の木材にすることで空間が繋がり、視覚的な開放感を演出します。西洋式浴槽では床材のバリエーションも広がり、このように木材を使用することも可能です。ヒノキなどの心地よい香りが魅力的な木質フローリングも可能になるかもしれませんね。

オーダーメ―ドの贅沢感

日本では換気や水漏れを考慮した機能的なユニットバスが主流ですが、デザインにこだわれる置き型浴槽のバスルームはオーダーメ―ドの贅沢感が得られます。こちらはKENJI YANAGAWA ARCHITECT AND ASSOCIATESが手がける鉄筋コンクリートの住まい。コンクリートの素材感を活かしたバスルームと置き型浴槽でモダンな印象を演出し、他の住まいでは見られない印象的な空間をつくります。床素材も脱衣所と同素材にすることで空間的な広さがアップします。

床暖房・浴室乾燥機能でデメリットをカバー

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スペースに限りがあるマンション等では、置き型浴槽・トイレ・洗面所を一つにまとめた間取りを採用することが多くなります。西洋式のバスルームんび仕上げたい場合は、スペースの開放性があるほど雰囲気のある空間に仕上がりますが、一方で大きなバスルーム内の暖房・乾燥機能の考慮が必要となります。冬場のヒートショックを防ぐ床暖房や浴室乾燥機能を取り入れると西洋式浴室のデメリットをカバーすることができます。

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