今回ご紹介するのは、フランスのプロヴァンス地方にある素朴な雰囲気の民家を思わせるような、かわいらしいデザインの住まいです。リビングの一角には子供専用スペースを設けており、家族がつながりを感じながらも、それぞれが自由に過ごせる作りとなっている点にも注目です。このプロジェクトは、愛知県を拠点に活動するジャストの家によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか。さっそく詳しく見て行きましょう!
優しい雰囲気を思わせるクリーム色の外壁に、部分的にレンガ風の石を貼りアクセントをつけているのが印象的となったこの住まい。まるで外国のおうちに遊びに来たような気分になれる、フランスプロヴァンス風の素朴で味わい深い外観です。芝生の中に木や石を敷き、さり気なく玄関までのアプローチが作られているのもお洒落。ポストや照明などにもかわいらしいセンスがあふれていて、住まい手がこの家での暮らしを楽しんでいる様子が伝わって来るようです。
こちらはLDKのリビングを中心とした様子です。白いシンプルな壁&天井と、ナチュラルなフローリングからなるこの空間は、快適な明るさに包まれながらのんびりとリラックスできる雰囲気となっています。またこの住まいの大きな特徴は、リビングの奥に子供たち専用のキッズスペースを作っていること。子供たちは自分たちの好きなことをして自由に過ごし、ご両親はリビングやキッチンからその様子を安心して見守ることが出来ます。
こちらはリビングの脇に設けられたキッズスペースです。デスクも作り付けられており、お子様の勉強部屋や遊び場として利用されています。リビングとつながっていることから、お子様が何をしているか把握できるので、ご両親は程よい距離感でお子様の自立心を促し、成長を見守ることが出来そうです。ここで読書や勉強に取り組んだり、おもちゃで遊んだりと、ご両親の気配を感じながらお子様たちもリラックスして過ごせますね。
こちらはダイニングキッチンの様子です。オープンとなったキッチンカウンターは、少し高さを出して、作業する手元が見えないようになっています。キッチンからは、室内の様子が良く見渡せそうですね。壁面には戸棚やカウンター、収納を造り付け、食器や家電などで物があふれがちなスペースを適度に見せながら、上手に整理しています。白いレンガタイルを壁に貼って変化をつけたり、小さなニッチに雑貨を飾ったり、インテリアを楽しむ様子も伺えます。
こちらは階段下のスペースを利用して設けられたトイレです。モザイクでお洒落に仕上げられた手洗い台が素敵ですね。無垢のフローリングでナチュラルな雰囲気が漂い、リラックス出来る空間となっています。木枠で窓のようなデザインとなっている鏡もお洒落な雰囲気。家族が一日のうちで頻繁に使う場所なので、これなら快適に利用出来そうですね。